ユーコーコミュニティー藤沢支店の渡辺です。
外壁材や屋根材として注目を集めているのが、ガルバリウム鋼板です。
耐久性に優れていて長持ちするというのは聞いていても、具体的なことは知らないという方も多いですよね。
今回は、ユーコーコミュニティー藤沢支店が、ガルバリウム鋼板の特徴やメンテナンス方法について紹介していきましょう。
外壁や屋根材にガルバリウム鋼板を使いたいと検討している方必見ですよ。
ガルバリウム鋼板はメンテナンス不要なの？
ガルバリウム鋼板は、耐久性に優れていますが、メンテナンスは必要です。
メンテナンスフリーな材質だと聞いたことがあるかもしれませんが、基本的に全くメンテナンスの必要がない屋根材や外壁材はありません。
ガルバリウム鋼板も15年～20年を目安にメンテナンスを行ってくださいね。
それでは、メンテナンスのタイミングと方法を紹介していきましょう。
・メンテナンスをする理由は？
ガルバリウム鋼板はメンテナンスをすることで、美観を保つことができ、長持ちさせることも可能です。
メンテナンス頻度が少なくて済む素材もありますが、初期費用が高いため、戸建て住宅への使用は不向きとなっています。
また、ガルバリウム鋼板自体のメンテナンス頻度は20～25年おきと少なくても、コーキングは10年程度、下地なども定期的に交換が必要となります。
・メンテナンスせずに放置するのは危険？
メンテナンスをせずに放置してしまうと、劣化がどんどん進んでしまうので、ガルバリウム鋼板の良さを活かすことができなくなってしまいます。
ガルバリウム鋼板の劣化症状には、塗膜の劣化、錆び、コーキングや下地部分などの劣化が挙げられます。
上記のような症状が出ている場合には、メンテナンスを行うサインと考えましょう。
メンテナンスのタイミングはどう判断する？
・メンテナンスが必要な症状
①コケ
ガルバリウム鋼板の表面にコケが生えていませんか？
日陰や湿気の多い場所、雨水で流れなくなった汚れなどが原因でコケは生えてきます。
コケは、塗膜表面を劣化させてしまうのでこまめにチェックしましょう。
②チョーキング
塗膜表面を触った時に、手に粉が付いてきたらチョーキング現象が起きている証拠です。
ガルバリウム鋼板の表面は塗装されているので、太陽光や風雨などによって徐々に劣化してしまいます。
塗膜が劣化してしまうとその下の部分のめっき鋼板が腐食し始めるので、早めにメンテナンスをしてください。
③錆び
傷がつくことで発生する赤錆びやガルバリウム鋼板自体ではなく、他の金属が錆びることで接触部分が錆びてしまうもらい錆び、表面のメッキ層が酸化することできる白錆びといった錆びを見つけた時もメンテナンスを行いましょう。
他にも、コーキング部分の劣化や釘の浮きなどの症状がある場合も、メンテナンスが必要になります。
・立地条件
海沿いの地域に住んでいる場合は、塩害の影響を受けやすいため、他の地域に比べて短いスパンでのメンテナンスが必要です。
ガルバリウム鋼板の表面はメッキ加工されていますが、少しでも錆びてしまうと一気に劣化してしまうので注意しましょう。
メンテナンス方法は？
ガルバリウム鋼板のメンテナンス方法にはどのような方法があるのでしょうか。
・塗装する
初期の劣化症状であれば、塗装メンテナンスで修復が可能です。
劣化を放置してしまうと、どんどん進行して穴が開いて大がかりな補修が必要になってしまいます。
劣化を見つけたら早めにメンテナンスするのがおすすめですよ。
塗装にかかる費用は、外壁塗装で30万円～、屋根塗装では80万円～が相場となっています。
・葺き替え、カバー工事
塗装メンテナンスではカバーできない程劣化が進んでしまっている場合には、葺き替えやカバー工事でのメンテナンスを行います。
ガルバリウム鋼板に穴が開いているが、雨漏りや下地に傷みが見られない場合にはカバー工事がおすすめです。
また、カバー工事をすることで断熱性がアップするので断熱性の悩みを抱えている方にもぴったりです。
すでに劣化が酷く、雨漏りや下地が傷んでいる場合には、張り替えや吹き替えによるメンテナンスをしましょう。
雨漏りは下地部分までも傷めてしまいますし、そのまま放置してしまうと、内部の木材まで傷みが進んでしまいます。
そのため、雨漏りしている部分のが尾壁や屋根はもちろん下地部分の補修も新しいものに交換してください。
外壁の張り替えでは200万円～、カバー工事では150万円～、屋根の葺き替えでは100万円～、カバー工事では80万円～が相場となっています。
・部分的に補修する
ガルバリウム鋼板が傷ついていたりへこみなどがある場合、部分的に交換することが可能です。
部分的な交換をする場合には、1枚5万円～が相場です。
コーキングの劣化も補修が必要です。
シーリングの補修では1ヶ所3万円～が相場となっています。
コーキングの補修や部分的な交換などは、場所によっては足場を組まずに行うことも可能なので、事前に業者に足場の有無を確認しておきましょう。
ガルバリウム鋼板は、水洗いをしたり定期的に点検したりすることで長持ちさせることが可能です。
メンテナンスのタイミングを逃すと大がかりな補修が必要になるので注意しましょう。
外壁や屋根の点検は無料で行っていますので、ユーコーコミュニティー藤沢支店までお気軽にご連絡ください。
