ユーコーコミュニティー藤沢支店の原田です。
外壁塗装は、戸建て住宅に限らず、アパートなどの賃貸物件においても必要なメンテナンスです。
外壁は、建物の印象を左右する大切なポイントであり、印象の良し悪しによっても入居率が変わってきます。
また、外壁塗装は見た目だけではなく、外壁を長持ちさせる役割も担っています。
しかし、外壁塗装が重要なメンテナンスだと分かっていても、費用がどのくらいかかるのか?やメンテナンスの時期、入居者への配慮など不安もありますよね。
今回は、ユーコーコミュニティー藤沢支店がアパートのオーナー様向けに、アパートの外壁塗装に必要な金額や塗装時期の目安について解説していきましょう。

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アパートの外壁塗装の費用相場は?

アパートの外壁塗装にはどのくらいの費用が掛かるのでしょうか。
2階建てアパートの外壁通にかかる費用は、200~300万円程度が相場です。
3階建てになると塗装面積が増えますし、防水工事をプラスした場合も金額が高くなります。
また、補修工事を同時に行う場合も、補修費用が加算されるので、100万円程度を予備費用として準備しておくと安心でしょう。
外壁塗装では、足場を組む必要がありますが、足場代の費用相場は、全体費用の20%程度です。
仮設足場は600~800円/㎡、塗料などの飛散防止、職人の落下防止のために必要なメッシュシートは、100~200円/㎡が相場です。
見積もりを依頼した時には、相場に合っているか確認することも忘れないでくださいね。

外壁塗装では、塗料と職人の人件費だけではなく、高圧洗浄や養生、コーキングなどの下準備にかかる費用も必要です。
雨どいなどの付帯物塗装も外壁塗装と同時に行うことで足場代の節約ができますよ。
見積りは1式○○円と大まかな概算で提出されたものではなく、項目ごとに数量や単価が記載されたもので比較することをおすすめします。

塗料はなにがおすすめ?

アパートの外壁塗装では、シリコン以上のグレードの塗料を使用しましょう。
アクリルやウレタンといった塗料は耐用年数が10年未満と短いので、塗装後10年経たずに再度塗装を行う必要があります。
これらの塗料は、価格が安いので魅力的ではありますが、その分頻繁に外壁塗装が必要となるため、長期的にみるとシリコン塗料より上のグレードの塗料を使用した方が経済的です。
シリコン塗料の耐用年数は10~15年、フッ素塗料の耐用年数は15~20年です。

工事期間はどのくらい?

工事期間は、2~3週間程度を見込んでおきましょう。
戸建て住宅でも2週間程度の工事期間が必要となりますので、さらに広い面積を塗装するため、1週間程度多くかかると覚えておきましょう。
工事期間が長いため、地域行事なども踏まえて施工日程を決めるのがおすすめです。
アパートの鉄階段の塗装やベランダ塗装も考えている場合には、さらに3~4日程度日数が伸びると考えておいてください。

アパートの外壁塗装にはどんなメリットがあるの?

アパートの外壁塗装を行うことで、どのようなメリットがあるのでしょうか。

・見た目が良くなり入居率が上がる
外壁塗装をすることで、見た目の印象が良くなります。
空室があると、家賃収入にも影響が出ますよね。
見た目は、部屋を探している人にとっても非常に重要なポイントですから、第一印象を良くすることは大切です。
空室が多ければ多いほど、外壁塗装などのメンテナンスを行って印象を良くしていきましょう。
また、既存で入居している方にとっても、アパートの外観が綺麗になることはうれしいことです。
見た目の印象が良くなったことで、さらに長く住み続けてもらえる可能性も高くなるでしょう。

・老朽化を防げる
外壁塗装することで、外壁を長持ちさせることができます。
築10年を過ぎると、徐々に建物の色々な場所で劣化が生じてきます。
特に外壁は、常に紫外線や風雨にさらされる部分でおあるので劣化しやすく、雨だれによる汚れやカビ、コケなどが繁殖することで見た目の印象も悪くなってしまうでしょう。
こうした劣化を放置し続けると、雨漏りするようになって家自体の寿命も縮めてしまいます。
劣化が進んでしまうと、見た目が悪くなるだけでなく、多額の修繕費用が発生してしまうこともあるので、適切な時期に適切なメンテナンスを行うのがおすすめです。

施工時のチェックポイント

・契約、保証内容の確認
契約時や施工開始前に、工事内容や保証内容について再度、業者と一緒に確認しましょう。
再確認することで、施工漏れなどのトラブルを回避できますよ。

・施工中も数回現場を確認
施工の進捗状況を確認するために、2~3日に1度のペースで現場を訪れましょう。
業者に施工をまかせっきりにするのではなく、定期的に足を運ぶことで、入居者や近隣に迷惑がかかっていないか、施工が順調に進んでいるかなどを確認できます。
現場に行けない場合には、業者に施工報告をしてもらうのがおすすめです。

・アフターチェックも忘れずに
施工後は、予定していた施工がきちんと行われているか確認しましょう。
塗り残しや物を移動した場合はもとに戻されているかや施工写真や保証書を受け取っているかなどをチェックしてください。
また、入居者への挨拶も忘れずに行ってください。

 

アパートも戸建て住宅のように外壁塗装などのメンテナンスは必要です。
内装だけではなく、外観の印象も入居率アップには欠かすことはできません。
目安時期を参考に、メンテナンスを行ってみてはいかがでしょうか。