ユーコーコミュニティー藤沢支店の渡辺です。
外壁塗装で使用する塗料にはシンナーが使われています。
シンナーといっても、実はかなり多くの種類があるのです。
外壁塗装をする際にはどれを使うかがとても重要なポイントになります。
それでは、ユーコーコミュニティー藤沢支店の渡辺がどれを選ぶべきなのか判断するためのヒントをご紹介しましょう。

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塗料用として知られている弱溶剤

ホームセンターなどで購入できる塗料用のシンナーの多くは、弱溶剤です。
「ペイントうすめ液」といった商品を目にしたことがある人は多いでしょう。
それが塗料用のシンナーです。
一般的に売られている油性塗料は、塗料用シンナーが使われているケースがかなり多くなっています。
DIYに使う人もいるため、外壁塗装以外の使い道もあります。
しかし、外壁塗装のプロではなく素人が使う場合はいくつか注意しなければいけない点があるので見ていきましょう。

・マスクをしないと人体に悪影響を及ぼす
塗料用として知られている弱溶剤では、シンナーを使います。
トルエンや酢酸エステル類、アルコール類などを使った混合溶剤を用いている場合もあるため、人体に悪影響を及ぼす可能性は少なからずあるのです。
マスクを付けずにたくさん吸い込んでしまうと、頭痛やめまいといった症状が現れることもあります。
外壁塗装のような大仕事ではなく、ちょっとしたDIYでも中毒症状が出る可能性もあるのでマスクは必ず付けるようにしましょう。

・有機溶剤は可燃性がある
塗料用のシンナーには可燃性があるという点も覚えておく必要があります。
使い方に注しなければ、火災や爆発といった事故につながるリスクがあるのです。
外壁塗装をする場合やDIYをする場合には、塗料が乾ききるまで火気厳禁を徹底するようにしましょう。
そうすることで火災のリスクを抑えることができます。

強溶剤と呼ばれるラッカーシンナー

ラッカーシンナーは、強溶剤と呼ばれる塗料です。
塗料用シンナーと比較すると、強力で臭いも強くなっています。
住宅の外壁塗装で使われることはほとんどなく、橋やビルなど耐久性を要する建造物に使用されるケースが多いです。
ラッカーシンナーの中にも、質の良いものとそうでないものがあります。
いくら耐久性に優れていると言っても、質の良くないものを使えば機能性や仕上がりに差が出てしまいます。
では、ラッカーシンナー選定のポイントについてみてきましょう。

・高価なものはバージン品、安価なものは再生品が多い
高価なラッカーシンナーは基本的にバージン品で、溶解力の強さが抜群です。
含まれている成分や配合を変えれば、現場に合わせて適切な塗料を作り出すことができます。
それに対して安価なものは、再生品であるケースが非常に多くなっています。
再生品であっても使えないわけではありませんが、どのような成分が入っているか分からないなどのリスクがあるので注意しなければいけません。
安価なものは品質が安定しないだけではなく、塗装の仕上がりが良くない傾向もあります。
外壁塗装のように見える部分を塗装する場合、仕上がりも重要なポイントになるため安価なラッカーシンナーは使わない方が良いと言えます。

・素人では扱いが非常に難しい
塗料用として知られている弱溶剤は、素人でも火気などに気を付ければ使うことができます。
しかし強溶剤だと、素人が扱える代物ではなくなってしまいます。
もともと橋やビルなどの大型建造物などの外壁塗装で使われることが多いため、工業用として認識されているのです。
効力も非常に強いため、素人が使うべき塗料ではないと言えます。
もしも、保有しているビルなどの大型建造物の外壁塗装をするなら、安全性も考えてプロに依頼した方が良いでしょう。

専用シンナーも存在する

シンナーには多くの種類があり、専用のシンナーも存在しています。
ウレタン樹脂塗料に使うウレタンシンナーやエポキシ樹脂塗料に使うエポキシシンナーなどです。
専用のシンナーを使わなければいけない塗料には、きちんと説明が書かれています。
そのため、外壁塗装やDIYで使う塗料に適しているシンナーはどれなのか事前に確認しておくようにしましょう。
塗料にあっていないシンナーを使うと、塗りにくくなってしまう、分離してしまう、乾燥後にしわになってしまうといった影響がでてしまいます。
そうなると外壁塗装自体が失敗に終わってしまうため、きちんと使用すべきシンナーを確認しておいてください。

 

外壁塗装に使用するシンナーは1種類だけではありません。
使用する用途や場所によって使い分ける必要があります。
一般的に外壁塗装のプロでない人が使うのであれば、塗料用として知られている弱溶剤がおすすめです。
耐久性や機能性にも優れていて、注意点を守れば慣れていない人でも使うことができます。
もしも、自分自身で外壁塗装やDIYをできる部分だけでもしたいと考えているのであれば、塗料用として知られている弱溶剤を使うようにしましょう。
しかし、プロだからこそ生み出せる仕上がりもあります。
綺麗な仕上がりにしたいのであれば、ぜひユーコーコミュニティー藤沢支店にご相談ください。