マットな風合いの艶消し塗料のメリット、デメリットを紹介!

ユーコーコミュニティー藤沢支店の石川です。
外壁塗装を検討していた時に塗装業者から「艶消し塗料」をすすめられた経験はありませんか。
艶消し塗料は通常の塗料とは違い、光沢を抑えることのできる塗料です。
今回はユーコーコミュニティー藤沢支店が、艶消し塗料について通常の塗料との比較を交えて紹介します。

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艶消し塗料とは

艶消し塗料とは、名前の通り艶のない塗料でマットな温かみのある風合いに仕上がります。
艶消し塗料は2種類あり、元から艶のない塗料と、通常の塗料に艶消し剤をまぜて艶を抑えた塗料があります。
塗料に艶消し材を混ぜるタイプなら、艶の度合いが調整できます。
通常の塗料よりも艶を抑えたいけれど、艶が全くないのも嫌だという方は7分艶や5分艶のように調整してもらうと良いでしょう。
外壁にモルタルを使用している場合は、艶消し塗料を使うことでモルタルの雰囲気を活かした仕上がりにできます。

艶消し塗料のメリットとデメリット

マットな風合いが魅力の艶消し塗料には、どのようなメリットとデメリットがあるのでしょうか。

【メリット】

・高級感が出る
艶がない分落ち着きのある雰囲気になり、ブランやベージュのような落ち着いた色の外壁には高級感を演出できます。

・周りと馴染みやすい
通常の塗料だと艶がある分、人によってはまぶしさや違和感を感じることも。
しかし、艶がない分周りに馴染みやすいので違和感のない仕上がりです。
二世帯住宅のように大きな家の場合は、艶消し塗料がおすすめです。

・劣化が目立たない
通常の塗料は、外壁の艶が持続する期間はおよそ2~3年と短く、それを過ぎると艶は次第に無くなってしまいます。
艶消し塗料はもともと艶がないため、艶の有無による劣化は感じにくいです。

【デメリット】

・汚れやすい
艶消し塗料は、通常の塗料よりも凹凸がはっきり出ます。
そのため、モルタルのような凹凸のある外壁材は、汚れが溜まりやすいです。
汚れが溜まるとカビやコケも繁殖しやすくなってしまうので、防カビや汚れにくい効果のある塗料を選ぶことが大切です。

・耐久性が低下する
艶消しの塗料は、耐久力が低下してしまうことがあります。
これは通常の塗料に艶消し剤を混ぜて艶の度合いを調節したときに起こりやすいです。
通常の塗料に混ぜる艶消し剤は、本来塗料には含まれていないものです。
塗料に不純物が混ざることで、通常の塗料に比べると耐久性が落ちてしまうのです。
元から高耐久なフッ素や無機塗料で艶消しをすると長持ちさせることができるのでおすすめです。

・価格が高い
艶消し塗料は通常の塗料に比べて耐久力が低くなるので、ある程度の耐久性を求める場合は、グレードの高い塗料を使用しましょう。
塗料のグレードに比例して費用も高くなります。

・ムラが起こりやすい
艶消し剤を混ぜた塗料は、艶のムラが出やすいです。
艶消し剤を入れることで、塗料の扱いが難しくなり、うまく混ざっていないと塗装した時にムラになってしまいます。
機械を使てしっかり混ぜ合わせることでムラを防ぐことができます。

おすすめの艶消し塗料

耐久性を重視するのであれば、純粋な艶消し塗料を使用しましょう。
ここでは、ユーコーコミュニティー町田支店が、おすすめする純粋な艶消し塗料を紹介します。

・グラナダフレッシュ
菊水工業から販売されているグラナダフレッシュは水性の塗料で、モルタルや土壁などの意匠性が高く、ったデザインの外壁と相性がいいです。
外壁の風合いを損なうことなく耐久性も維持できます。
赤色のような発色のいい色でも、艶消し塗料であれば悪目立ちすることなく綺麗に仕上がります。

・ナノコンポジットW
水谷ペイントから販売されているナノコンポジットWも水性で、純粋な艶消し塗料にあたります。
ナノコンポジットWは、ナノテクノロジーを使い従来の艶消し塗料よりも汚れにくいのが特徴です。
耐久性や色褪せしにくいのも魅力です。
ダークブラウンのような暗めの色の外壁は、艶がないほうが落ち着いた雰囲気に仕上がりますよ。

艶消し塗料での塗装のポイント

艶消し塗料で塗装する際に注意しなければならない、いくつかのポイントがあるので紹介します。

・艶の好みをしっかり伝える
艶の有無や度合いは、塗装職人が調合するのではなく、メーカーからの出荷の時点で決まっています。
そのため、塗料によっては、艶消しに対応していないものもあります。
塗料選びで、艶消しまたは艶の度合いの希望があるならば、最初に業者に伝えましょう。
このくらいの艶にしたいという要望があれば、選択肢がある程度絞られるので、色も選びやすくなります。

・できるだけ大きめのサンプルをもらう
これは、艶消し塗料以外にも言えることなのですが、色の感じ方は面積である程度変わります。
そのため、小さいサンプルだと実際の外壁に塗ったときに、イメージと違うと感じてしまう場合もあります。
できるだけ大きいサンプルで確認することが大切です。

・屋外で見る
光の当たり方は、室内と屋外で全く違うので、サンプルは屋外でも確認しましょう。

 

艶消し塗料について説明してきました。
落ち着いてマットな風合いがでる特徴のある艶消し塗料ですが、耐久性や汚れやすさなどのデメリットもあります。
艶の度合いや塗料について不明な点がある時は、ぜひユーコーコミュニティー藤沢支店までご相談ください。

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