ユーコーコミュニティー藤沢支店の渡辺です。
外壁塗装の見積もりを業者に依頼したときに「付帯塗装」とあり、なんのことだろうと気になった方もいるのではないでしょうか。
外壁の塗装工事は、外壁以外の雨戸や水きりなどの付属部分も塗装します。
費用を抑えるためにそこまで塗装しなくてもいいという方もいるでしょうが、付帯塗装はより長くいい状態を保つために、大変重要になります。
今回は、付帯塗装が必要な理由をご紹介します。
また業者の中には、塗装しなければならないものを契約に入れずに追加で契約をとろうとする悪徳業者や、知識がないまま間違ったメンテナンスを行う業者もあります。
そのため、塗装するべき場所とその注意点について知っておく必要があるので、合わせてご紹介します。
付帯塗装が必要なワケ
付帯塗装が必要な理由は3つあります。
ここでは、その理由について詳しくご紹介します。
・付帯物の素材を長持ちさせるため
外壁以外の付帯物も紫外線や雨風によって劣化してしまい、最悪の場合破損してしまいます。
その劣化を防ぐためにも、塗装は重要です。
塗装をしないで放置していると、素材自体がボロボロになります。
交換が必要になると費用もかかってしまうため、塗装でメンテナンスをすることが大切です。
・綺麗な外観を維持するため
付帯物は塗装をせずにいると、色が褪せてきてしまいます。
外壁のみを綺麗に塗装しても、付帯の色褪せは目立ちますので見た目も耐久性も重視したい方は、塗装をしましょう。
・メンテナンスコストを抑えるため
付帯物の中には、足場がないと塗装できないものもあります。
よって外壁塗装や屋根塗装と同じタイミングでなければ、経費や足場の費用が余分にかかってしまいます。
無駄な出費を防ぐためにも、外壁や屋根の塗装工事と同じタイミングで行うといいですよ。
付帯物で塗装するべき6か所
一般の家庭にある付帯物で、外壁と一緒に塗装するべき場所を6つご紹介します。
・雨どい
屋根の周りや外壁の外側に付属している雨どいのほとんどが、塩化ビニルというプラスチック素材でできています。
プラスチックは紫外線を浴び続けると、衝撃に弱くなって割れてしまいます。
また紫外線と同時に雨風にあたるので、塗装部分の色褪せが目立つ部分でもあります。
劣化と色褪せを防ぐためにも、塗装を行いましょう。
・破風板
屋根の側面についている破風板は、ケイカル板または木材でできていることが多いです。
そのため、綺麗な外観を保ち素材を保護するためにも塗装が必要です。
破風板は雨どいと同じく、紫外線や風邪を多く受ける部分なので劣化が進むと、破風板自体が水を吸ってしまい、変形してしまう可能性もあります。
素材が劣化する前に塗装メンテナンスを行いましょう。
・軒天
屋根やベランダの裏側にある軒天は、屋根の湿気を逃がす部分なので、透湿性の高い塗料で塗装します。
塗装をしないと屋根から降りてきた湿気が充満してしまい、カビが生える原因になります。
・水切り、換気フード
外壁と基礎の間にある水切りや外壁についている換気フードが、スチールでできている場合は塗装が必要です。
特に換気フードは、雨風や紫外線に当たると錆びてしまいます。
普段気にしない付帯物は塗装されなくても気付きにくいため、契約内容をきちんと確認しましょう。
・ウッドデッキ、濡れ縁
木材でできているウッドデッキや濡れ縁は、雨風や紫外線よって劣化するので塗装が必要です。
劣化したまま放置すると、木が腐植してシロアリが寄ってくる可能性があります。
耐久性や美観維持のためにも、定期的にメンテナンスを行いましょう。
・帯板、幕板
帯板や幕板と言われる飾り板も破風板と同じ素材でできている場合が多いので、塗装が必要になります。
塗装せずに放置すると耐久性が落ちて見た目が悪くなり、最悪の場合交換が必要になる場合もあります。
よりよい状態を長く保つためにも、塗装メンテナンスをしましょう。
付帯塗装の注意点3つ
業者の中には付帯塗装の説明を十分にしないところもあり、工事中にトラブルが起きる可能性もあります。
そうならないためにも、注意点を把握しておくことが大切です。
ここでは注意点を3つ見ていきましょう
・素材に合う塗料で塗ってもらう
塗装をしないほうがいい素材や、塗料の選定に注意が必要な素材もあります。
業者に素材をきちんと確認してもらい、塗料の提案を受けましょう。
どんな素材にも同じ塗料を使う業者には、注意しましょう。
・塗装する範囲を明確に記載してもらう
付帯塗装の見積もりは必ず、塗装する範囲を契約書に記載してもらいましょう。
塗装してくれなかった部分や塗装してほしい部分を言ったら、追加料金を請求されるトラブルになりかねません。
ユーコーコミュニティー藤沢支店は、塗装する範囲を細かく記載しているので安心してお任せください。
・色は全体のバランスを見てから
付帯物は細かい部分ですが、家全体の印象を変えることができます。
たくさんの色を使うとまとまりのない印象になるので、使う色は家全体で3～4色にしましょう。
いかがでしたか？
付帯物を外壁と一緒に塗装し、良い家を長期間保ちましょう。
ユーコーコミュニティー藤沢支店は、外壁塗装と一緒に付帯塗装もお客様にご提案しています。
