ユーコーコミュニティー藤沢支店の渡辺です。
今回は、スレート屋根の屋根塗装のタイミングや工事のポイントについてお話していきます。
スレート屋根は、日本で一番普及している屋根材で藤沢市の住宅でも多く使用されています。
デザインやカラーバリエーションが豊富なので、外壁の色とも合わせやすく和風と洋風のどちらのデザインとも相性が良く、価格が安いのが魅力です。
屋根の重さは、耐震性にも大きく影響していて、軽量の方が地震の揺れの影響を受けにくいため耐震性にも優れています。
しかし、スレート屋根はメンテナンスフリーの外壁材ではないため、メンテナンスを必要とします。
メンテナンスはいつ頃行うのがいいのか迷っているという方は参考にしてみてください。
スレート屋根を塗装するタイミング
スレート屋根のメンテナンスは、屋根塗装を行います。
屋根の部分は、外壁のように簡単に状態のチェックを行うことができないため、メンテナンス時期を逃してしまうことも多いです。
屋根のメンテナンスは、築年数10年頃が目安だと考えている人も多いですが、スレート屋根に関しては、築年数8年頃を目安としてください。
スレート屋根の表面は、塗装されているのですが、この塗装の劣化が始まるのや築8年が経った頃です。
屋根は、常に紫外線の影響や雨と風の影響を受けているので塗装が劣化してきます。
築年数が8年以上の場合は、専門業者に点検を依頼しましょう。
また、色褪せやコケが生えている、屋根材の割れ、などが見つかった場合はすぐにメンテナンスを行うことをおすすめします。
メンテナンスしない場合のリスクは?
スレート屋根をメンテナンスせずに放置してしまうと同様なリスクは発生してしまうのでしょうか。
適切な時期にメンテナンスを行うことでムダな費用の発生を抑えることができます。
しかし、メンテナンスのタイミングを逃してしまうと、屋根塗装だけでは対象できないくらいにどんどん劣化が進んでしまいます。
色褪せやコケの発生は、屋根材の防水機能が失われていることが原因で、そのままでは、屋根材が水を吸ってしまい割れや雨漏りしてしまうこともあります。
屋根材はひどく劣化してしまった場合は、カバー工事や葺き替え工事が必要となります。
こうした工事の費用は、150~200万円ほどが必要となるので、屋根塗装だけのメンテナンスよりも2~3倍ほどの費用がかかってしまうので、定期的に屋根チェックを行うのがおすすめです。
スレート屋根の塗装はいくらかかる?
スレート屋根の屋根の屋根塗装は、40~70万円程度が相場となっています。
屋根の広さや使用する塗料の種類によって費用に差が出ますので、予算と相談しながら選んください。
また、塗料の種類によって耐用年数も変わってきます。
耐用年数が長くなるとその分価格も高くなるので理解しておくと塗料選びもスムーズにできますよ。
屋根塗装を行う時のポイント
屋根塗装の費用を抑えるポイントをいくつか紹介していきましょう。
・外壁塗装と同じタイミングで屋根塗装も行う
屋根塗装の際にも、外壁塗装の時と同じく足場が必要となります。
そのため、外壁塗装と屋根塗装を同じタイミングで行うことで、足場代の節約が可能となります。
外壁と屋根の塗装を同時に行うことで多少工事期間が長くなったとしても、別々に足場を設置するよりも費用が抑えられるのでお得です。
・耐用年数の長い塗料で屋根塗装する
屋根塗装で使用する塗料は、できるだけ耐用年数の長い塗料を選んでください。
フッ素や無機塗料などの耐用年数の長い塗料を選ぶことで、次回までのメンテナンス期間を延ばすことができます。
塗料の費用がその分高くなってしまいますが、20年間という長い期間で考えると、ウレタン塗料は3回ほど塗装が必要むくなるのに対して無機塗料を使用すれば1回の塗装となり費用を抑えることができます。
良い工事をしてもらうために
屋根塗装は、まとまった費用が必要となりますので後悔しないようにしたいものです。
・縁切りは確実にしてもらおう
縁切りとは、屋根塗装することでスレート屋根がくっついてしまい水が流れなくなるのを防ぐ作業であり、これをしないと屋根の内部に入り込んだ水が外に出ることができないので、屋根の内部に水が溜まり、雨漏りの原因になってしまいます。
スレート屋根の屋根塗装では、縁切りという作業が必要なので、見積もりの段階で縁切りの有無を確認しましょう。
近年は、タスペーサーという部材を取り付けるのが主流なので、見積もりタスペーサーが記入されていれば問題はありません。
・DIYは避ける
屋根塗装の費用を抑えるために、DIYで塗装しようと考える方も多いようです。
しかし、屋根塗装は高所作業でもあるので、DIYで行うのは非常に危険です。
業者が屋根塗装を行う場合には、足場を設置して安全を確認した上で塗装していきます。
個人で足場をかけるのは難しく、はしごを使用して作業してしまうため、作業に適した環境を確保できません。
事故が起きてからでは遅いので、屋根塗装を行う時には専門業者に依頼するのがおすすめです。
屋根塗装の寿命は、20~30年程です。
しかし、これは定期的にメンテナンスを行った場合の年数です。
ユーコーコミュニティー藤沢支店では、スレート屋根のメンテナンスは築8年頃をおすすめしています。
ムダな費用を出さないためにも、まずは屋根のチェックから始めてみましょう。
藤沢市のユーコーコミュニティーは、屋根チェックから屋根塗装まで行っているので、ぜひご相談ください。